ちいきのおと
市町村より小さな、まちの地域ごとにスポットを当て、その土地ならではの風景や人を紹介しています。
350記事
ちいきのおと
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かむほどうまい味付きエノキ チョイつま―《自慢のイッピン》ちいきのおと(140)宇津野(高知市)
夕方、宇津野の中心部の市道を歩くと、食欲をそそる香りが風に乗ってふわり。正体は、近くの加工場で製造されている、味付き乾燥エノキダケ「チョイつま」だ。 日曜市でぽん酢などを販売する田所剛さん(50)が...
ホタル舞う渓谷―《ナイショのメイショ》ちいきのおと(140)宇津野(高知市)
宇津野の北西端。高知自動車道の高架橋をくぐると、山から涼しい風が吹き下ろす。久万川へと注ぐ名切川上流の小さな渓谷は「一の谷」と呼ばれる。 透き通った水が幾重もの小さな滝になって流れ、夏場は親子連れら...
優しい味の極太麺 いのししそば―《自慢のイッピン》ちいきのおと(139)立川下名(大豊町)
太さ5ミリほどの極太麺が特徴の立川そば。立川御殿茶屋で味わえるイチ押しは、ショウガやしょうゆで煮込んだイノシシ肉を十割そばにのせた、いのししそばだ。 提供している女性グループ代表の小笠原知恵さん(6...
山奥のイタリアンは社交場 嶺北産食材のピザやパスタを提供 旧番所書院近くに住民集う―ちいきのおと(139)立川下名(大豊町)
嶺北の食材を使った焼きたてのピザを提供する猪野大助さん(写真はいずれも大豊町立川下名の立川御殿茶屋) 愛媛、徳島両県との県境に位置し、緑深い山に囲まれた大豊町立川下名(たじかわしもみょう)。国の重要文...
珍しい屋根付きの橋―《ナイショのメイショ》ちいきのおと(139)立川下名(大豊町)
井手川沿いの一本道を走ること約3分。草木が生い茂る山中に、赤い屋根が架かった橋と大きな鳥居が姿を現す。 約500年前に創建された四社住吉(ししゃすみよし)神社。立川下名の郷社で、かつては祭りに夜店が...
「おはよう」響く通学路に 緑のおじさん、児童と絆 「元気もらう」4人生き生き―ちいきのおと(138)十津4丁目(高知市)
正門前で子どもとじゃんけんを楽しむ岡村功さん=右=と片岡伊津夫さん=中央。緑帽子がおじさんたちのトレードマークだ(高知市十津4丁目) 猛暑日でも大雨でも、雪が降っても。十津小学校(高知市十津4丁目)の...
子どものセミ捕り公園―《ナイショのメイショ》ちいきのおと(138)十津4丁目(高知市)
仁井田奥ノ森公園は放課後、子どもたちのにぎやかな声が響く。この日も、虫捕り網を手にした子どもたちが走り回り、サクラの木にミーンミーンと鳴く獲物を見つけては網をすぽっ。「セミの大群がおる」「一番のセミ...
十津小学校が開校(1987年)―《あの日あの時》ちいきのおと(138)十津4丁目(高知市)
十津小学校は1987年に開校。1500人超が通うマンモス校の三里小を分割し、ナシ畑が広がっていた山に3階建てのしゃれた校舎が建った。5月10日に行われた落成記念式典では、700人の児童が願いを記した...
サロン喫茶10年 集い多彩に 朝食、百歳体操、手芸教室… 節目祝い記念バイキング―ちいきのおと(137)神ノ西(四万十町)
サロン喫茶「万六の里」の10周年を記念した4月のランチバイキング。約40人が集まった(写真はいずれも四万十町神ノ西) 四万十町窪川地域の中心街に程近い神ノ西地区の集会所で営まれるサロン喫茶「万六の里」...
おふくろの味、半世紀超 じんさい味噌―《自慢のイッピン》ちいきのおと(137)神ノ西(四万十町)
「じんさい味噌(みそ)」は、神ノ西の女性たちが半世紀余り前に生み出した特産品。各家庭で造っていたみその共同加工に取り組み、1971年から本格販売を始めた歴史ある一品だ。 72年には16戸が出資して、...
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