７０歳の土佐電鉄２００形―《ナイショのメイショ》ちいきのおと(246)桟橋通６丁目（高知市）

　わんぱーくこうちに“御年７０歳”の路面電車が展示されている。土佐電鉄（現とさでん交通）の２００形２１８号車だ。　とさでんによると、１９５０年から日立製作所が造っていた車両。この仕様は東京の都電などで...

わんぱーく園内きれいに　町内会清掃　共に歩み３２年―ちいきのおと(246)桟橋通６丁目（高知市）

わんぱーくこうちでごみを運ぶ清掃部会メンバー。遊具で遊ぶ子どもたちの元気な声が響く（写真はいずれも高知市桟橋通６丁目）　高知市桟橋通６丁目と言えば、真っ先に名が上がるのが「和の森わんぱーくこうち」だろ...

１９７１年　大阪と結ぶフェリー就航―《あの日あの時》ちいきのおと(246)桟橋通６丁目（高知市）

　大阪と約８時間で結んでいた土佐特急フェリー「とさ」（全長１０４メートル、３３５０トン）の第１便。１９７１年９月１４日の本紙に掲載された写真だ。記事によると、一番乗りは出航９時間前に到着したトラック運...

里の恩人、道珀さま―《ナイショのメイショ》ちいきのおと(245)白石甲（津野町）

　昔、駄場地区は松原だった。平地の乏しい白石。「水路さえ通せばここで田を耕せる」。一人、ノミとつちを手に岩盤を堀り始めた男がいた。白石与介（道珀）だ。　水源の中谷川まで約１．５キロ、岩肌を数十年、一日...

脂香るお山の魚　焼きサバずし―《自慢のイッピン》ちいきのおと(245)白石甲（津野町）

　「われらが西森商店」と地域が自慢するスーパーは生鮮食品から酒、衣料品までそろう。特に魚は「間違いない」。カツオやアユのほか、焼きサバずし（７００円）は隠れた一品だ。　皿鉢の注文があった日だけ、店頭に...

暮らし彩る「焼き物工房」作っておしゃべり、心すこやか―ちいきのおと(245)白石甲（津野町）

町の文化祭に向け、作品づくりに忙しい「葉山陶芸クラブ」のメンバー。左端が先生役の市川宣敬さん（写真はいずれも津野町白石甲）　津野町でお茶に呼ばれると、何度となくこんな会話をした。「すてきな器」「ほんと...

目指せ！「世界のＯＨＴＡＮＩ」　５０年超の少年野球チーム―ちいきのおと(244)大谷公園町（高知市）

第二の大谷翔平選手を目指し、大谷公園で練習に励む朝倉第二ヤングタイガースのメンバー（高知市大谷公園町の大谷公園）メンバー１６人　夢へ一歩ずつ　高知市大谷公園町で、住民の憩いの場となっている大谷公園。今...

１９９５年　四国最大級の書店に―《あの日あの時》ちいきのおと(244)大谷公園町（高知市）

　一戸建て住宅が並ぶ中、ひときわ目立つ６階建てマンション。１階は長年親しまれたスーパーだった。閉店後の１９９５年７月、入れ替わってできたのが金高堂朝倉ブックセンターだ。　当時の本紙記事によると、１７１...

１個でも食べ応え十分　「大きめ」たこ焼き―《自慢のイッピン》ちいきのおと(244)大谷公園町（高知市）

　店の看板に「大きめたこ焼」とあるように、ピンポン球より一回り大きいサイズで、１個でも食べ応えは十分。タコにも丁寧に味付けしており、その味を求めて長年通う常連もいるという。　土佐道路沿いで１５年以上営...

謎多きオナガドリ１００羽飼育　武市さん夫妻　「地域の理解あってこそ」「夢は一緒に畑仕事」―ちいきのおと(243)大そね乙（南国市）

朝の餌やりを行う武市誠さん。オナガドリでいっぱいのハウスは「上からの〝落とし物〟に注意」（写真はいずれも南国市大そね乙）　コッケコッコー！　午前７時前。朝日に照らされた田園地帯の園芸ハウスから、夜明け...