2025年 11月04日(火)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法
読者紹介バナーPC

2025.11.03 08:35

サーファーが「医療従事者」なのには理由が! 生見海岸でホスピタルカップ 高知県東洋町

SHARE

波乗りの技を競う選手(東洋町の生見サーフィンビーチ)

波乗りの技を競う選手(東洋町の生見サーフィンビーチ)

 東洋町の生見海岸で2日、医療従事者のサーファーを対象にしたサーフィン大会「全国南阿波サーフ・ホスピタルカップ」が開かれ、全国の医師や看護師が波を楽しみながら技を競った。

 全国医療従事者サーフィン大会実行委員会の主催。医師の平均年齢が全国で最も高く、都市部への偏在で医療従事者の不足が深刻な徳島県などは昨年、出勤前にサーフィンができる環境整備を打ち出した。牟岐町の内妻海岸に近い県立海部病院を「サーフ・ホスピタル」として、医師らの誘致活動を進めており、大会はその取り組みの一環。

 選手は性別やボードの長さ別に9クラスに分かれ、43人が競技に参加。試合に出たことのない選手のための「スーパービギナー」クラスも設けた。

 この日の波は、大きすぎず、小さすぎず「初心者にも乗りやすい」(主催者)コンディション。1・5メートルを超える波の上で選手が技を繰り出すと、浜辺から大きな声援が送られた。

 徳島県内の病院で診療放射線技師として働く竹内芳城さん(44)は「大会趣旨に賛同して初めて参加した。同業の大阪の友人も来てくれて盛り上がったし、楽しくサーフィンできた」と笑顔で話していた。(人見彩織)

高知のニュース 東洋町 医療・健康 高知のスポーツ 催事・イベント

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月


■高知新聞のYouTubeチャンネル