特集
シン・マキノ伝
長期連載企画「シン・マキノ伝」は、生誕160年を今年迎えた高知県佐川町出身の世界的植物学者・牧野富太郎の生涯をたどる最新の評伝です。
76記事
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シン・マキノ伝
長期連載企画「シン・マキノ伝」は、生誕160年を今年迎えた高知県佐川町出身の世界的植物学者・牧野富太郎の生涯をたどる最新の評伝です。
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筆者は東京の練馬区立牧野記念庭園の田中純子・学芸員です。田中学芸員は長らく牧野に関する史料の発掘や調査を続けている牧野富太郎研究の第一人者です。
Vol.56
「サラサラと風にそよぐスエコザサ」 シン・マキノ伝【57】=第5部= 田中純子(牧野記念庭園学芸員)
東京・練馬区立牧野記念庭園内にある牧野富太郎博士の胸像とスエコザサ(練馬区立牧野記念庭園提供) 関東大震災が起きてから2年余り経った大正15(1926)年5月、東京の郊外に牧野家は渋谷から引っ越した。...
Vol.55
シン・マキノ伝第5部スタート!「関東大震災を体感する」【56】田中純子(牧野記念庭園学芸員)
関東大震災を報じる高知新聞号外(大正12年9月2日付) 大正12(1923)年9月1日、東京を激震が襲った。関東大震災である。その時、牧野は渋谷の自宅にいた。暑かったので猿股一つで標本を調べていた牧野...
Vol.54
「何とかなるろう」の支援者たち シン・マキノ伝【55】=第4部おわり= 田中純子(牧野記念庭園学芸員)
箱根にて。左より久内清孝、朝比奈泰彦、緒方正資、木村雄四郎、佐々木舜一、前列は牧野富太郎(大正15年、個人蔵) すでに述べてきたように、「植物研究雑誌」が津村研究所出版部から刊行されるようになったのは...
Vol.53
「朝比奈泰彦と『植物研究雑誌』の主幹交代」 シン・マキノ伝【54】=第4部= 田中純子(牧野記念庭園学芸員)
千葉県武射田にて。朝比奈泰彦(右)と牧野富太郎(個人蔵.) 今回は、朝比奈泰彦*と牧野富太郎について、「植物研究雑誌」含めてどのような交友関係であったのかをたどってみたい。 朝比奈は東京帝国大学医学部...
Vol.52
「津村の支援で『植物研究雑誌』復刊」 シン・マキノ伝【53】=第4部= 田中純子(牧野記念庭園学芸員)
初代津村重舎(株式会社ツムラ提供) 「植物研究雑誌」第3巻第3号が大正15(1926)年3月31日に発行された。口絵のトップを占めたのが、「本誌ノ恩人、津村重舎君肖像」である。本文のトップは「本誌ノ...
Vol.51
「救荒植物のちゃんとした図と説明を」 シン・マキノ伝【52】=第4部= 田中純子(牧野記念庭園学芸員)
牧野富太郎筆「マツタケ」(万葉植物図譜より、個人蔵) 牧野富太郎は、「植物研究雑誌」第3巻第2号(1926年2月28日)に「私ガ内務省ノ栄養研究所ヲ退イタ経緯」という記事を寄せた。これによれば、大正1...
Vol.50
「日光で出会った恩人・中村春二」 シン・マキノ伝【51】=第4部= 田中純子(牧野記念庭園学芸員)
成蹊学園の創設者の中村春二(学校法人成蹊学園蔵) 大正11(1922)年7月に牧野富太郎は日光に行った。それは植物採集の指導に当たるためで、同月11日に成蹊学園の女学生60名ばかりと校長その他の職員と...
Vol.49
「植物研究雑誌を創刊」 シン・マキノ伝【50】=第4部= 田中純子(牧野記念庭園学芸員)
「植物研究雑誌」の表紙(第2巻第1号、1918年、個人蔵) 大正5(1916)年4月、牧野は「植物研究雑誌」を創刊した。創刊の理由について、自叙伝では、自分で自由にできる機関誌がないと不便であるからと...
Vol.48
「練馬の名木ヘラノキ」 シン・マキノ伝【49】=第4部= 田中純子(牧野記念庭園学芸員)
ヘラノキの標本(明治29年6月亀戸で採集、東京都立大学牧野標本館蔵) 練馬区立牧野記念庭園には、「ねりまの名木」とされる2本の樹木がある。一つは、ヘラノキ、もう一つはサクラ「仙台屋」。どちらも、練馬区...
Vol.47
「田中芳男との親密な交流」 シン・マキノ伝【48】=第4部= 田中純子(牧野記念庭園学芸員)
田中芳男は、江戸末期から明治・大正期にかけて日本における博物学と農林水産業の発展に貢献し、博物館および動物園の設置や農学の教育にも寄与した人物である。牧野富太郎との関わりでは、明治14(1881)年...
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