2023.10.14 08:40
【動画】「『愛しちゅう』はただ書き足した訳ではないんです」 脚本家、長田育恵さんに聞く朝ドラ「らんまん」②
高知県出身の植物学者、牧野富太郎博士を主人公のモデルにしたNHK連続テレビ小説「らんまん」の脚本家、長田育恵さんにロングインタビューをさせていただきました。第1回はこちらから。
「らんまん」をもっと深く、もっと楽しく! 牧野富太郎博士の特設サイトはこちら!
牧野博士をモデルにした植物分類学者、槙野万太郎(神木隆之介)と妻、寿恵子(浜辺美波)の物語を軸にしながら、植物と人間への深い愛情を持ってつづられた「らんまん」の脚本。執筆の裏話や全130話の朝ドラに挑戦しての思いなどを、長田さんにたっぷり語っていただきました。
動画シリーズでお届けします。第2回は、最終回のセリフに関してお聞きしました。
万太郎をずっと演じてきた神木さんから、最終回の脚本について長田さんに「(寿恵子に)愛の言葉を真っすぐに伝えたい」というリクエストがあったそうです。それに対して長田さんは「愛しちゅう」という言葉をただ書き足すわけではなく、そのセリフとシーンが一番頂点になるためにはどう脚本を書き換えたらいいかを考えたとか。
脚本家としての仕事の矜持(きょうじ)が垣間見えるお話です。ぜひインタビュー動画をご覧ください。
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