2023.08.04 16:42
園子が空へ、峰屋廃業……悲劇の連鎖にしんみり 高知新聞記者が語る朝ドラ「らんまん」第21回(第18週感想回)をアップ!
ケンタ「福岡出張に行ってまして」
ハジメ「ふーん」
ケンタ「大学が福岡だったんで休みを取って延泊して、書店巡りもしたんですよ。選書のいい書店二つに、ちゃんと牧野富太郎コーナーができていました。自叙伝とかボタニカとか、たくさん並んでました」
ハジメ「(ケンタのスマホで写真を見ながら)おお、仁淀川町のお茶まである」
ケンタ「でもどちらも、ハジメさんが書いた『MAKINO』はありませんでした」
ハジメ「…………」
NHKの朝ドラ「らんまん」の内容を踏まえつつ、本紙担当記者が牧野富太郎博士やドラマについてあれこれ語る企画「ちっくと言わせて! 今週のらんまん」。第21回を公開しました。
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第18週「ヒメスミレ」が終わりました。東大への出入り禁止を言い渡された万太郎(神木隆之介)は、原因の一つになった「ムジナモ」の論文を書き直したり、博物館にいる野田基善(田辺誠一)と里中芳生(いとうせいこう)に助力を求めたりしますが、それもかないません。
そして、万太郎を高く評価している植物学者、マキシモヴィッチを頼ることを勧められます。万太郎はロシアに行く決意を固めて、寿恵子も一緒に行くことに同意しました。
けれど、麻疹(はしか)を患ってしまった初子の園子が急逝します。さらに佐川の峰屋も、酒造の失敗から廃業に追い込まれました。悲劇と悲しみが連鎖するドラマ展開を、記者2人がしんみり語ります。
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