防災に多様な視点を　高知市・潮江南小の児童らがワークショップ　避難長期化、何必要？　快適に寝られる環境・娯楽…―高知地震新聞

小学生が避難生活で欲しいものを挙げていったワークショップ（高知市高見町の潮江南小学校）　「防災は男性が担うもの」。そんな思い込みが根強いのか、行政の担当職員や自主防災組織の役員らには男性が多いのが実態...

津波タワー本年度１００％に―高知地震新聞《防災ルーペ》

　東日本大震災後、県内沿岸エリアの景色を変えたのが津波避難タワーだ。高いものは２０メートルを超える。民家の間に鉄骨の構造物がそびえ立つ姿は異様だが、高台や避難ビルがない浸水エリアではタワーが命のよりど...

被災地の教訓を高知に伝える　後悔と願いに耳傾け　中学生特派員が宮城訪問―高知地震新聞

大勢の子どもが亡くなった石巻市の大川小学校で語り部の話を聴く特派員　１万８千人以上の死者・行方不明者が出た東日本大震災から１２年余り。高知新聞社の防災プロジェクト「いのぐ」の一環として３～５日、県内中...

本当に役立つ防災製品を　宮川隆彦さん（７１）高知市―高知地震新聞《いのぐ通信》

現在地からの避難ルートを知らせるアプリを考案した宮川隆彦さん（高知市鴨部）　地理に不慣れな旅先や出張先で地震が起きたら、どこに逃げる？　防災製品の「フロムハート」（高知市鴨部）が５月、そんな懸念に応え...

高知県版ＤＭＡＴは１７組―高知地震新聞《防災ルーペ》

　ＤＭＡＴは「災害派遣医療チーム」を意味する英語の頭文字で、専門訓練を受けた医療チームを指す。医師や看護師、事務員ら１チーム５人前後で編成され、大規模な災害や事故の現場に駆け付けて、４８時間をめどに負...

南海トラフ地震への備え緩めないで　「震度５弱以上」多発とは関連なし―高知地震新聞

強い揺れで１階部分がつぶれた住宅＝５月５日、石川県珠洲（すず）市　今年５月、国内で６回起きた震度５弱以上の地震。「南海トラフ地震の発生が早まるの？」と不安に感じる県民がいるものの、地震学者らは「偶然が...

高知県内、震度５以上５回―高知地震新聞《防災ルーペ》

　地震の震度は０（無感）～７の１０段階。このうち５と６は、阪神大震災の翌年の１９９６年から「弱」と「強」に分けている。　気象庁データベースによると、１９４６年１２月２１日の昭和南海地震以降、県内で震度...

ペット防災の浸透を訴える　鹿取令子さん（６６）香南市―高知地震新聞《いのぐ通信》

ペットとの避難体験を企画した鹿取令子さん（香美市香北町永野）　「ペットは家族。命を守る手だてを一緒に考えませんか？」。今年４月、香美市香北町永野の里山で、住民ら約２０人が愛犬を連れて避難訓練を体験した...

冊子やアプリ多言語化、対面で防災授業…外国人向け発信が前進　揺れ未経験者も、危機感課題―高知地震新聞

近く多言語化される「県防災アプリ」　新型コロナウイルス下で落ち込んでいた海外観光客が回復に転じ、技能実習生ら県内で暮らす外国人も年々増えてきた。言語や習慣の違う人たちの命を、南海トラフ地震からどう守る...