2024.05.26 08:35
「渋さがえいねぇ」「香りが良い」高知市で新茶まつり
新茶まつりでお茶を試飲する買い物客(高知市北御座の「とさのさと」)
JA高知県や生産者らでつくる土佐茶振興協議会の恒例行事。仁淀川町や津野町などから参加した生産者や販売業者が、各ブースに茶葉などを並べて「4月に収穫した新茶です」「水出しでもおいしく飲めますよ」とアピールした。
足を止め、冷たい新茶をぐいっと試飲した買い物客は「渋さがえいねぇ」とにっこり。母親と訪れた高知市の五台山小5年、田所奏佑君(11)は「緑茶が好きで、新茶目当てに来ました。香りが良いです」とブースを回って飲み比べを楽しんでいた。
同協議会の品原伸会長(35)は「今年は春に霜が降りず、どこの産地も新茶の出来がいい。『えいのができました』と、買い物に来るお客さんにお知らせできた」と話していた。(加藤風花)