2024.05.25 08:25
ベルギーのバス・ドゥヴォス監督の2作品上映 「ゴースト・トロピック」と「Here」 5/29~6/4高知市
ドゥヴォス監督は1983年生まれ。長編デビュー作の「Violet」(14年)で、第64回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門の審査員大賞を受賞。多言語・多文化がひしめく大都市ブリュッセルを舞台に、日常の断片をすくい上げて描くスタイルで注目されている。
「ゴースト―」は、終電を逃した清掃作業員の移民女性が町をさまよい、さまざまな人々と出会っていく。第72回カンヌ国際映画祭「監督週間」の出品作。
「Here」は、中国系植物学者の女性と移民労働者青年の触れ合いを、ブリュッセルの自然ともに描く。第73回ベルリン国際映画祭ではエンカウンターズ部門最優秀作品、国際映画批評家連盟賞に選ばれた。
【ゴースト―(84分)】午前10時、午後1時50分、5時40分から。
【Here(83分)】は午前11時55分、午後3時45分、7時35分から。
それぞれ1500円。各回22席限定。予約割引などあり。予約、問い合わせは主催のシネマ四国(088・855・9481)へ。