2023.05.14 08:29
高知訪問観光客のカツオ消費調査へ 量・金額把握で産業支援策 県民会議「経済価値の可視化を」
カツオ漁を巡る問題を示した「課題図」
企業経営者らでつくる高知カツオ県民会議(山崎道生会長)が2023年度、観光客のカツオ消費額の調査に乗り出す。カツオは本県を訪れる観光客が最も楽しみにしている「食」といえるが、実際に食べられている量や金額は不明だ。各種の調査データを根拠にカツオの経済価値を可視化して、関連産業への支援策を探る。
カツオ漁やたたきなどの料理は本県を象徴する文化だが、県などは経済波及効果を把握していない。県民会議は、県水産振興部や、高知大学講師で経済政策などを研究する大崎優さんと協力して「カツオの経済分析」に取り組んでいる。
…