2023.01.10 11:55
東証、午前終値225円高 景気後退懸念和らぐ
連休明け10日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースが緩むとの見方が広がり、景気後退への懸念が和らいだ。前週末終値と比べた上げ幅は一時300円を超えた。
午前終値は225円40銭高の2万6199円25銭。東証株価指数(TOPIX)は9・04ポイント高の1884・80。
前週末発表の米雇用統計で就業者の賃金の伸びが鈍化したことが背景。9日の米株式市場でハイテク株が買われた流れを受け、半導体関連株が上昇をけん引した。買いが一巡した後は、利益確定売りに押される場面もあった。