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2022.10.21 08:40

明徳の吉村優聖歩が巨人育成3位「高知の代表、自覚持つ」プロ野球ドラフト会議

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巨人から育成3位指名を受け、笑顔でポーズを取る吉村優聖歩投手(明徳義塾高=佐藤邦昭撮影)

巨人から育成3位指名を受け、笑顔でポーズを取る吉村優聖歩投手(明徳義塾高=佐藤邦昭撮影)

 ドラフト会議開始から2時間41分後。明徳高の吉村優聖歩(ゆうせふ)は巨人から育成ドラフト3位で指名を受け「ほっとしました」と第一声。馬淵監督と握手し、顔をほころばせた。

【写真特集】巨人育成3位 明徳・吉村優聖歩の熱投を写真で振り返る

 熊本市出身。1年の冬に監督の勧めで横手投げに転向し、当時の主戦代木(現巨人)に続く投手陣の柱に成長。昨夏の甲子園では再三の好救援で8強の原動力に。超変則のトルネード左腕は一躍、全国区になった。

 今夏はエースとしてチームを甲子園に導き、9月のU18ワールドカップでは日本の2大会ぶり3位に貢献した。プロ入りは野球を始めた小学1年時からの夢だったが、明徳で経験した数々の大舞台が「本気でプロになる」と自信をくれた。

 チームメートになる代木ら、明徳の先輩もしのぎを削る最高峰の舞台。「先発、中継ぎにこだわらず、早く支配下を勝ち取りたい。明徳、高知県の代表という自覚を持ち、後輩の目標になる選手に」と決意を込めた。(横田宰成)

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