2022.10.21 08:40
戻りガツオ、パンパンでピッカピカ 黒潮町の佐賀漁港
次々水揚げされる戻りガツオ(黒潮町の佐賀漁港)
パンパンでピッカピカの戻りガツオが、幡多郡黒潮町佐賀の佐賀漁港に次々と揚がっている。今年はまだ脂の乗りが少ないそうだが、漁協職員は「さっぱり味わえておいしいですよ」。秋到来を舌で感じることができそうだ。
同漁港では9月下旬から水揚げされており、県漁協佐賀統括支所によると、今年は例年より大きい7~8キロが多い。1日平均5~6トンほどで、19日には、休市だった18日分も含め10トンが市場に並んだ。
特有のしま模様を誇示するかのように、輝くカツオ、カツオ、カツオ…。船からベルトコンベヤーで運ばれると、重さごとに分別。素早くトロ箱に納められ、県内外へ出荷されていた。
春も秋も、カツオの季節は港の活気が最高潮。漁協職員は「新鮮なうちに刺し身で食べて!」と、佐賀自慢の逸品を強く推していた。(河本真澄)