2022.02.19 21:55
難民出身初のIOC委員が誕生 サマランチ氏は副会長復帰
【北京共同】国際オリンピック委員会(IOC)は19日、北京で総会を開き、2016年リオデジャネイロ五輪で初結成した難民選手団の一員として陸上に出場した南スーダン出身のイエク・プル・ビエルをIOC委員に選出した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)から難民認定を受けたIOC委員の誕生は初めて。
国際自転車連合(UCI)のダビド・ラパルティアン会長(フランス)を含む計5人が新たに委員となった。
5月20日のIOC総会後から任期が始まる副会長には、フアンアントニオ・サマランチ・ジュニア委員(スペイン)が復帰した。