土色の海「悲しくなる」　国策翻弄、地域は分断　移設工事進む辺野古（沖縄県）―ニュースを歩く＝終

埋め立て工事が始まる前の名護市辺野古沿岸部（２０１４年１１月）埋め立てが完了した辺野古沿岸部（２０２４年１２月）　沖縄県名護市辺野古で、米軍普天間飛行場（同県宜野湾市）の移設に向けた工事が進んでいる。...

「さるぼぼコイン」７年で決済１１７億円　デジタル地域通貨の先進地（岐阜県）―ニュースを歩く

さるぼぼコインを使うスーパーの買い物客。スーパーを巻き込んだことが普及の鍵となった（写真はいずれも岐阜県高山市）観光客、事業者間の利用課題　限られた地域だけで流通する「デジタル地域通貨」が広がっている...

変革期　意義を再確認　魅力伝え、親しむ場にも　「国体」から「国スポ」へ（佐賀県）―ニュースを歩く

「新しい大会へ」をスローガンに、工夫を凝らした開会式で始まった佐賀国スポ。各会場でも競技や地域の魅力を広めようとする光景があった（コラージュ・竹内宏樹作成）　都道府県代表のアスリートが競う国民体育大会...

市長と市議会、激しく対立　応酬の模様が交流サイトで全国発信　「石丸旋風」の残り香（広島・安芸高田市）―ニュースを歩く

安芸高田市役所をバックに左から熊高昌三氏、石丸伸二氏、藤本悦志氏のコラージュ（竹内宏樹作成）　「恥を知れ、恥を！」。若き市長が議場で市議を一喝する場面は、交流サイト（ＳＮＳ）を通じて全国に拡散された。...

救急現場逼迫、徴収に賛否　入院不要の救急搬送７７００円（三重・松阪市）―ニュースを歩く

救急車で搬送されてきた患者。入院しなければ７７００円を徴収される可能性がある（三重県松阪市）　高齢化の進行などで救急車の出動件数が増加の一途をたどる中、三重県松阪市で６月から、救急搬送されても市内の基...

地域課題解決の切り札に「空飛ぶクルマ」実用探る（香川県・宮崎県延岡市）―ニュースを歩く

「空飛ぶクルマ展」で展示された機体。市民らの体験試乗も行われた（１月、高松市内）　自動車のように気軽に空を移動できたら―。次世代の乗り物「空飛ぶクルマ」の実用化に向けた取り組みが進んでいる。２０２５年...

城下町古民家、ホテルに改修　持続可能な観光地づくり（愛媛・大洲市）　国内外から高評価―ニュースを歩く

古い建物が残る城下町。古民家を改修したホテルが点在している（写真はいずれも愛媛県大洲市）飲食・宿泊全体に波及効果　愛媛県大洲市の観光の取り組みが好評だ。江戸末期から大正期に建てられた複数の古民家を改修...

観光「１００年に１度の好機」　待望の新幹線に沸く街（福井県）　注目度上昇、進む再開発　にぎわい維持課題―ニュースを歩く

福井駅前に立ち並ぶ再開発ビルと恐竜のロボット（写真はいずれも福井市）　北陸新幹線の金沢―敦賀（福井県敦賀市）間が３月１６日に延伸開業し、初めて福井まで乗り入れた。計画決定から半世紀。待ちわびた「夢の超...

“黒船”ＴＳＭＣ進出　地域激変　巨大工場完成　半導体バブル（熊本県菊陽町）　経済効果１０年６．８兆円―ニュースを歩く

台湾人も多く働くＴＳＭＣの第１工場（熊本県菊陽町）投資相次ぎ地価高騰　渋滞・農地影響…負の側面も　半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が２月、熊本県菊陽町に巨大工場を完成させ、年内...

地域密着で球界活性化　プロ野球２軍に新球団（静岡市）　集客や戦力確保に課題　くふうハヤテベンチャーズ静岡―ニュースを歩く

ホームで行われた「くふうハヤテベンチャーズ」の開幕戦で試合前に整列するナイン。１６３１人の観客が集まり、新チームの船出を見守った（写真はいずれも静岡市のちゅ～るスタジアム清水）　今春、プロ野球の２軍公...