２歳女児放置死、祖母に懲役９年　大阪地裁堺支部

2024.02.16 15:55

２歳女児放置死、祖母に懲役９年　大阪地裁堺支部

高知新聞社

　大阪府富田林市で２０２２年６月、当時２歳の女児を自宅に放置しユニバーサル・スタジオ・ジャパン（大阪市）に泊まりがけで出かけ死なせたとして、保護責任者遺棄致死と逮捕監禁の罪に問われた祖母小野真由美被告（４７）の裁判員裁判で、大阪地裁堺支部（藤原美弥子裁判長）は１６日、求刑通り懲役９年の判決を言い渡した。

　起訴状などによると、小野被告は同居の桃田貴徳被告（５２）＝同罪で懲役６年、控訴＝と共謀し、２２年６月２４～２７日の計約５７時間、孫小野優陽ちゃんを四方に板を張ったふた付きの柵に閉じ込めた他、２７～２９日は手足を縛り柵内に置き去りにして閉じ込め、熱中症で死なせたとしている。

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