高知県室戸市でサンジャク情報　トラスト協会「東部の生息域拡大」

2024.02.08 08:35

高知県室戸市でサンジャク情報　トラスト協会「東部の生息域拡大」

高知新聞社

　ヤイロチョウなどの生態を脅かしているとみられる外来種の鳥、サンジャクの目撃情報が室戸市室津の住民から相次いで寄せられた。７日、現地調査した公益社団法人生態系トラスト協会（四万十町）は「室戸でも生息し、安芸市までだった県東部の生息域がさらに広がった」とし、広く情報提供を呼びかけている。

　サンジャクは中国中南部などに分布するカラス科の外来種で、長い尾羽や青みがかった羽が特徴。雑食性で野鳥も捕食するとされる。同協会によると、１９９５年に愛媛県宇和島市の飼育施設から約３０羽が逃げ出して以降、四万十市など県西部を中心に目撃情報が寄せられている。

　今回の目撃場所は、…

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