高知・大月町でパートナー制開始　第１号カップルが期待込める「ＬＧＢＴＱが生きやすい状況につながって」

2024.02.08 08:42

高知・大月町でパートナー制開始　第１号カップルが期待込める「ＬＧＢＴＱが生きやすい状況につながって」

高知新聞社

大月町のパートナーシップ制度に登録した勝又栄政さん＝左から２人目＝とパートナー（１月９日、大月町役場）

　同性婚の法制化が進まない中、自治体レベルで「パートナーシップ制度」が広がっている。県内では今年１月、７市町目となる大月町が制度を導入し、第１号カップルが誕生した。

　出生時の性と自認する性が異なる、トランスジェンダー男性の勝又栄政（てるまさ）さん（３２）＝宮城教育大学非常勤講師、盛岡市出身＝とパートナーのＡさん（３４）。二人は戸籍上は女性同士のため結婚できず、以前住んでいた横浜市では同制度に登録していた。だが、昨年春に大月町へ移住した途端にその効力が消え、不安を抱えていた。…

この記事の続きをご覧になるには登録もしくはログインが必要です。

今すぐ登録する

ログイン

高知のニュース大月町多様な社会