2024年 05月02日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

2024.01.21 08:30

能登半島地震の復興を祈る…高知県内の若手神職、大寒みそぎ 

SHARE

海に漬かりおはらいの言葉を唱える神職たち(高知市種崎の種崎海水浴場)

海に漬かりおはらいの言葉を唱える神職たち(高知市種崎の種崎海水浴場)

 一年で最も寒さが厳しいとされる「大寒」の20日、高知市の種崎海水浴場で県内の若手神職らが大寒みそぎを行った。ふんどしや装束姿の9人が、能登半島地震による被災地の早期復興や、県民の無病息災などを祈った。

 みそぎは海や川に入り、心身をはらい清める行為。大寒の日に行うと、一年を健康に過ごすことができるという。県神道青年会(池上晃平会長)の主催で、今年で11回目。

 神事の前、午後4時ごろの高知市の気温は13・3度。風に吹かれ体を震わせていた神職たちは「エイッ!」と声を出して海へ。寒さに顔をこわばらせながら約10分間、おはらいの言葉を唱えた。

 神職の父親と参加した、追手前高3年の吉野友人さん(17)は「地震で行方不明となった人が無事に発見されるように、被災した街に活気が戻るようにと祈りました」と唇を震わせながら話していた。(相良平蔵)

高知のニュース 高知市 伝統行事・祭り

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月