脳性まひ患いながらもマジック生きがい　〝初舞台〟で２００人楽しませる　浜吉さん（土佐市）「こじゃんとうれしかった」

2024.01.17 08:33

脳性まひ患いながらもマジック生きがい　〝初舞台〟で２００人楽しませる　浜吉さん（土佐市）「こじゃんとうれしかった」

高知新聞社

中村幼稚園の子どもたちの前でマジックを披露する浜吉唯之さん（中央）＝四万十市不破、細木潤二さん提供

　脳性まひを患いながらマジックを生きがいにする浜吉唯之（ただし）さん（３９）＝土佐市宇佐町宇佐＝がこのほど、四万十市不破の中村幼稚園で手品ショーを披露した。身内に見せたことはあるが、外部の人の前で〝舞台〟に立つ経験は初めて。浜吉さんは「緊張もせず気持ちよくできた。こじゃんとうれしかった」と喜んでいる。

　浜吉さんは両脚が不自由で知的障害もある。そんなハンディを抱えつつ、中学生の頃にＭｒ.マリックさんに憧れてマジックにはまった。今は障害者作業所で働く傍ら、自宅などでこつこつ腕を磨いている。
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