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2024.01.07 19:55

中村メイコさん死去、89歳 テレビ草創期から活躍

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 中村メイコさん

 明るいキャラクターでラジオやテレビの草創期から活躍した俳優の中村メイコ(本名神津五月)さんが昨年12月31日午後10時45分、肺塞栓症のため東京都の病院で死去した。89歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。後日お別れの会を開く予定。


 父は作家の中村正常さん。1937年、2歳のときに横山隆一さんの漫画の映画化作品で男の子「フクちゃん」を演じてデビューした。ラジオドラマ「ほがらか日記」で人気を集め、天才子役として注目された。


 疎開先の関西で演劇活動をした後、東京のNHKに戻り、ラジオ「ジロリンタン物語」「お姉さんといっしょ」で多彩な声を披露。「七色の声」と称された。


 明るい娘役で映画に出演する一方、歌手としては「田舎のバス」がヒット。テレビでも活躍し、マルチタレントに。主な出演に、インタビュー番組「メイコのごめんあそばせ」、バラエティー「お笑いオンステージ」など。ラジオ「メイコのいきいきモーニング」でパーソナリティーを務めた。


 作曲家の夫、神津善行さんとのおしどり夫婦ぶりでも知られた。

(c)KYODONEWS

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