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2023.11.14 08:26

昭和 平成 令和 写真でタイムスリップ! アーカイブと今を重ねる―デジタルPlus

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 昭和20~40年代などの古い写真と令和の今を重ね、年配の人には昔を懐かしんでもらい、若い人には変化に驚いてもらおう―。そんな思いで高知新聞Plusのウェブ限定で展開中のアーカイブ企画をご存じでしょうか。題して「写真でタイムスリップ!○○年前はどんな街?」。昭和、平成、そして令和と、時空を超えた企画を紹介します。

 高知新聞社は古い写真を大量に保管しており、過去には紙面で紹介する企画もありました。今回は、そのウェブ版。担当記者は2020年10月から続けているウェブ限定の写真特集「高知百景」でも、カメラを片手に日常的に街を歩いており、過去の写真と現在の風景を重ね合わせるのは、お手の物です。

 スタートした7月以降、これまでに15回公開しています。建物や道路の変化だけでなく、街のにぎわいから人の営みも含めて、その時代の空気感まで伝わってくるような写真を見れば、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」的なノスタルジーを感じてもらえるのではないでしょうか。

 例えば、11月2日に公開した高知市の「愛宕町踏切跡」。1955(昭和30)年の写真では車道はまだ狭く、行き交う人も自転車や歩行者ばかりですが、商店街は活気を感じさせます。土讃線のレールの間近に建物が迫っていることにも驚かされます。

愛宕町踏切 1955年

愛宕町踏切 1955年

愛宕町踏切 1975年

愛宕町踏切 1975年

愛宕町踏切 現在

愛宕町踏切 現在

 それが75(昭和50)年になると、道幅は広がり「市民の足」も自転車から自動車、オートバイに変化。市内有数の渋滞箇所だった当時の様子が分かります。2008(平成20)年に鉄道高架が完成して以降、車の流れはスムーズになりましたが、それはそれで少し寂しいような…。

福井・万々 1959年

福井・万々 1959年

福井・万々 現在

福井・万々 現在

鏡川 1957年

鏡川 1957年

鏡川 現在

鏡川 現在

 このほか、JR高知駅や播磨屋橋交差点など定点観測しやすい場所から、住宅地になる前の高知市の福井・万々、大人が監視する「水泳補導所」があった鏡川なども懐かしい光景です。今後は県内各地にも足を延ばしつつ、皆さんにタイムスリップしてもらえればと考えています。(メディア企画部)

「写真でタイムスリップ!」の一覧はこちらから

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