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2023.11.10 21:53

ガザ市の複数病院を包囲か 市街戦激化、人道危機深刻に

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 9日、パレスチナ自治区ガザ北部から避難するパレスチナ人ら(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は10日、地上侵攻したパレスチナ自治区ガザ北部で、イスラム組織ハマスとの激しい戦闘を展開、市街戦が激化した。ガザ保健当局は10日、軍がガザ市の複数の病院を包囲し、攻撃で死傷者が出ていると表明した。人道危機の一層の深刻化と民間人犠牲者の拡大が危惧される。


 イスラエル軍は空爆に加え、密集地のガザ市に戦車も展開。ハマスはゲリラ戦で反撃し、イスラエルメディアによると、地上侵攻以後の軍兵士の死者は40人を上回った。


  これまでの戦闘の死者はガザ側が1万1078人。イスラエル側と合わせ、計1万2400人以上となった。国連パレスチナ難民救済事業機関によると、人口約216万人のガザで約160万人が避難民となっている。電力がなくなり、懐中電灯を使って負傷者らを治療している病院もある。


 ガザの過激派「イスラム聖戦」は9日、人質だとする高齢女性と少年の映像を公開し、人道目的で解放する用意があると主張した。

(c)KYODONEWS

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