自分が世の中に合わせる―だから投票しなかった（５）高知県東部　視覚障害の男性

2023.11.06 08:32

自分が世の中に合わせる―だから投票しなかった（５）高知県東部　視覚障害の男性

高知新聞社

白杖（はくじょう）を持って外出する

　高知県東部に住む視覚障害者の男性が、選挙で投票するのは１０回に１回程度だという。国政、県政選挙にはまず足を運ばない。地元自治体の議員選などで「知り合いが出馬していて、起床して気分が良くて、何もすることがないっていう条件がそろったら行く」。

　そういう投票行動は、視覚障害とは関係がないと強調する。「投票所のバリアフリーが問題だとか思ってない。見えていた頃から興味がないんです」。…

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