2023.10.28 05:52
ロ空軍、ミサイル攻撃抑制 英分析、インフラ狙う準備
【キーウ共同】英国防省は27日、ロシア空軍で長距離爆撃を担う部隊がウクライナに対し、空から発射する巡航ミサイル攻撃を1カ月以上、控えているとの分析を発表した。ミサイルを備蓄し、冬場に電力インフラを狙う準備をしているとの見方を示した。イラン製の無人機を併用し、インフラ攻撃を繰り返す恐れがあると警告した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、スナク英首相と電話会談した。東部ドネツク州アブデーフカの包囲を狙って攻撃を続けるロシア軍を押し戻したと説明し「敵は少なくとも一つの旅団を失った」と強調した。