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2023.10.05 08:42

原木マイタケが収穫期 「天ぷらやすき焼きがおいしい」 高知県いの町本川

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収穫期を迎えている原木マイタケ(いの町越裏門)

収穫期を迎えている原木マイタケ(いの町越裏門)

 いの町本川地域で、特産の原木マイタケが収穫期を迎えている。今年は天候不順で収穫のピークは遅れ気味だが、住民らは「例年通り、出来栄えはえいで!」と太鼓判を押している。

 夏場でも涼しい同町の越裏門・寺川地区では2014年度から、住民らがマイタケを試験的に生産。16年度に集落活動センター「氷室の里」が開所したのを機に、翌17年度から本格的に生産を始めた。

 1~3月に長さ15センチほどのクヌギの原木に植菌。同センター内で約4カ月培養し、7~8月に近くの土地に移し土をかぶせる。9月中旬にマイタケが顔を出し、住民が毎日手分けして収穫する。

 収穫量は20年度の917キロが最多。目標は1トンだが、天候にも左右されるようで「今年はどのくらい採れるか分からん」そう。今年は夏に雨が多く、気温も高かったため、収穫のピークはもう少し先だという。

 それでも同センターの和田守会長(70)は「数日たてばもっと採れると思う。天ぷら、すき焼き、バター焼きにしたらおいしい。パスタに入れてもえいで」とアピールしている。(谷川剛章)

高知のニュース いの町 農業

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