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2023.09.19 05:00

ウミガメの生態学んだよ 高知市の春野西小4年生

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ウミガメのこうらにふれる児童たち(高知市春野町弘岡中の春野西小学校)

ウミガメのこうらにふれる児童たち(高知市春野町弘岡中の春野西小学校)

 高知(こうち)河川(かせん)国道(こくどう)事務(じむ)(しょ)高知(こうち)大学(だいがく)は12(にち)、アカウミガメの産卵(さんらん)()(ちか)高知(こうち)()春野(はるの)西(にし)小学校(しょうがっこう)学習(がくしゅう)(かい)(ひら)き、4年生(ねんせい)27(にん)がカメの生態(せいたい)飼育(しいく)方法(ほうほう)(まな)びました。

 春野(はるの)西(にし)(しょう)では(やく)20年前(ねんまえ)から、高知(こうち)(けん)許可(きょか)()毎年(まいとし)()ガメを飼育(しいく)しています。今年(ことし)高知大(こうちだい)仁淀川(によどがわ)河口(かこう)()()した(たまご)をふ()させた2(ひき)(そだ)て、平日(へいじつ)児童(じどう)土日(どにち)保護者(ほごしゃ)地域(ちいき)住民(じゅうみん)がえさを(あた)えるなど世話(せわ)をします。11(がつ)()わりに高知大(こうちだい)放流(ほうりゅう)する予定(よてい)です。

 この()高知(こうち)河川(かせん)国道(こくどう)事務(じむ)(しょ)職員(しょくいん)が、産卵(さんらん)時期(じき)には海岸(かいがん)にロープを()り、(くるま)(はい)らないようにするなどの保護(ほご)(さく)をしょうかいしました。高知大(こうちだい)斉藤()知己()教授(きょうじゅ)(54)が、砂浜(すなはま)温度(おんど)()がるとふ()するため「(あめ)()昼間(ひるま)にふ()することもある」などと説明(せつめい)産卵(さんらん)回数(かいすう)は、(もっと)(おお)い2013(ねん)には88(かい)でしたが、今年(ことし)過去(かこ)最低(さいてい)の6(かい)だったと(はな)しました。

 その()児童(じどう)たちは生後(せいご)週間(しゅうかん)という、全長(ぜんちょう)5センチメートルほどの14ひきと対面(たいめん)成長(せいちょう)記録(きろく)()るために、こうらの(なが)さを(はか)りました。

 斉藤()教授(きょうじゅ)が「ウミガメは本来(ほんらい)猛獣(もうじゅう)(おお)きくなると(なん)でもかむから適正(てきせい)密度(みつど)()わないと」と(はな)すと、児童(じどう)は「えー」とおどろいた様子(ようす)。「かむ(ちから)はどのくらい」「オスとメスの見分(みわ)(かた)は?」と質問(しつもん)()びました。

 三好()()夏実()さん(9)は「産卵(さんらん)のために波打(なみう)(ぎわ)から(とお)くまで(ある)くことにおどろいた。自然界(しぜんかい)()きのびて高知(こうち)(かえ)ってきてほしい」。大崎()博司()校長(こうちょう)は「ウミガメは地球(ちきゅう)回遊(かいゆう)して高知(こうち)にくる。地球(ちきゅう)規模(きぼ)環境(かんきょう)温暖(おんだん)()問題(もんだい)にも()()けてもらいたい」と(はな)していました。

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