2024年 05月03日(金)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

2023.09.12 08:29

よさこい動画で熱気発信 チーム紹介充実、アクセス増 担当記者の解説動画も―デジタルPlus

SHARE

よさこい祭りの解説や演舞の動画

よさこい祭りの解説や演舞の動画

 高知の夏の風物詩「よさこい祭り」が8月9~12日、高知市内で繰り広げられました。新型コロナウイルス禍を経て、今年は2019年以来4年ぶりの通常開催。第70回の節目ということもあり、高知新聞のウェブ担当チームとよさこい担当記者も例年以上に奮起し、ウェブでも詳細なチーム紹介や動画などで情報を発信しました。

■より詳しく紹介
 「特別演舞」だった昨年もアクセス数がトップだったのが参加チーム紹介。昨年はあいうえお順でチーム名を並べただけでしたが、個々のチームの魅力をより伝えたいと、今年はさらなる充実を図りました。

各チームのアピールポイントや写真をまとめた紹介ページ

各チームのアピールポイントや写真をまとめた紹介ページ

 出場157チーム全てに5月から個別のウェブページを作り、本紙が撮影した過去の踊りの写真を1チームずつ掲載。紙面では1チームにつき70字ほどの短文でしか紹介できませんが、字数制限がないウェブの強みを生かし、記者が各チームから聞き取ったアピールポイントや音楽、踊り、衣装などの特徴も紹介しました。チームから練習風景などの写真も送ってもらい、一つ一つのチームを詳しく知ることができるようにしました。

 結果、今年のチーム紹介ページへのアクセス数は、昨年の6倍近くに! 紙面で展開した連載「前へ!よさこい70年」や当日の写真特集など、全てのよさこい関連記事のアクセス数も、昨年の2倍以上になりました。

■濃いトーク
 もう一つ、今夏に力を入れたのは動画発信です。祭りの前には、よさこいを愛してやまない担当記者がおすすめの観覧場所やチーム、北海道の「YOSAKOIソーラン祭り」と高知のよさこいの違いなどを徹底解説する前後編の動画を、YouTubeで公開しました。

 「気合の入った踊り子を見たいなら(踊る距離が長い)愛宕がオススメ」「このチームが毎年つくる謎の世界観がいい」…。

 よさこいを長く取材してきた地元記者ならではの濃いトークは、祭り期間中から再生回数が伸び、9月上旬現在は前後編合わせ約1万5千回再生されています。コメント欄には「とても良い動画!よさこい知らない友人に『取りあえず、これ見といて~』って言えます!」などとうれしい言葉が寄せられました。

 よさこい祭り開催中は、人気チームを中心に動画も撮影。リアルタイムでYouTubeに上げ、熱気や興奮が感じられるようにしました。踊りの一部を切り取ったショート動画を含め、公開した動画は約50本になりました。

 一番人気は、金賞を受賞した「ほにや」の演舞動画で、現在までに約7万回再生されています。続いて、演歌歌手の三山ひろしさんや朝ドラ「らんまん」にも出演した俳優の中村里帆さん、世界的なダンサーの菅原小春さんが踊る動画などが上位。前夜祭と後夜祭の総踊りの動画も人気です。

 祭り期間中に撮影した全ての演舞動画の総再生回数は40万回以上で、祭りが終わった後もじわじわと伸び続けています。いつでも今年の踊りを振り返られるのが動画のいいところ。9月に入り“よさこいロス”に陥っているという皆さんも、ぜひご覧ください。(楠瀬健太)

◆よさこい祭り2023 動画一覧はこちら

高知のニュース よさこい祭り デジタルPLUS

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月