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2023.09.09 08:30

先生軍団、ソフト王国担う 高知教員クラブ 50年目に全国6度目V―月刊マル地スポ

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2年連続6度目の教員ソフト日本一に輝いた高知教員チーム(7月31日、鳥取県倉吉総合産業高=栗本健さん提供)

2年連続6度目の教員ソフト日本一に輝いた高知教員チーム(7月31日、鳥取県倉吉総合産業高=栗本健さん提供)

ベスト8まで勝ち進んだ高知教員チーム。この頃から強くなり始めた(1983年8月、岡山県井原市=筧尊士さん提供)

ベスト8まで勝ち進んだ高知教員チーム。この頃から強くなり始めた(1983年8月、岡山県井原市=筧尊士さん提供)


 日本で一番ソフトボールが強い先生たちの集団が本県にある。その名も「高知教員クラブ」。結成50周年の今年7月、全日本教員選手権で2年連続6度目の優勝。出場42回のうち、半分の21回の大会で3位以上と、半世紀の間「ソフト王国」の一翼を担ってきた。

 入部資格は「県内の教員」。選手は小中高、公立、私立の垣根を越えて集まり、教壇に立つ学校も県内各地に散らばる。

 初代監督の橋田剛(かたし)さん(86)=高知市=によると、大正高(現・四万十高)教員のチームが衣替えする形で始まった。1973年、同じ旧幡多郡大正町の北ノ川中でソフト部の監督だった橋田さんに声がかかり、伊野中に異動後まで約10年、選手兼監督として活躍した。

 「練習に生徒を連れて行って、他の先生に教えてもらったりもした」と橋田さん。その中には、…

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