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2023.07.29 08:42

もうがっかり名所とは呼ばせない 「はりまとやばし」キモカワイイ!? 高知市の播磨屋橋に不定期出現

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「どーこだ?」。播磨屋橋の欄干と一体化する「はりまとやばし」(高知市はりまや町1丁目)

「どーこだ?」。播磨屋橋の欄干と一体化する「はりまとやばし」(高知市はりまや町1丁目)


 もう、がっかり名所とは呼ばせない―。高知市の播磨屋橋の魅力を伝えるべく活動するご当地キャラ「はりまとやばし」がじわじわ人気を集めている。欄干を模したモンスターのような風貌がSNS(交流サイト)を中心に「キモカワイイ」「じわる」と話題に。不定期に播磨屋橋に現れては、周辺をうろうろしている。

子どもに大泣きされることに心を痛める「はりま」(高知市追手筋2丁目)

子どもに大泣きされることに心を痛める「はりま」(高知市追手筋2丁目)

「日曜市はどこ?」。観光客に道を尋ねられる「やばし」(高知市はりまや町1丁目)

「日曜市はどこ?」。観光客に道を尋ねられる「やばし」(高知市はりまや町1丁目)

 7月上旬の日曜日、「はりまとやばし」が播磨屋橋と日曜市を練り歩いた。「こんにちは~」。鳴子を打ち鳴らしながら近づくと、幼子は泣き叫び、大人は笑いながらスマホを向ける。大阪府からやってきた50代の女性観光客は「インパクトありすぎ。クセ強で目が離せません」と興奮気味だ。

 キャラの「中の人」はいずれも同市内のカフェ店主、下尾仁さん(54)=はりま担当=と、お笑いパフォーマーの岡上(おかのうえ)雄也さん(35)=やばし担当。着ぐるみを手作りし、今年の正月から本格的に活動を始めた。

 「はりまとやばし」は下尾さんが10年以上温め続けたキャラ。「がっかり」と言われ続けた怨念から生まれた双子の妖精で、見た目と裏腹に優しい心を持っている―という設定だ。

 ツイッターなどSNSで発信を始めると、「衝撃的なビジュアル」「怖いけどかわいい」とすぐに反響を呼んだ。二人は「想像以上に皆さんが温かく受け入れてくれている」と感謝しつつ、子どもに泣かれないようにどうすればいいか目下模索中だという。

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