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2023.07.20 08:43

高知からキュウリ生産日本一へ大胆戦略 下村青果商会(南国市)が株売却、M&Aで県外社の子会社に「資金力強化へ近道」

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キュウリ生産日本一を目指しM&Aを実施した下村青果商会の下村晃広さん(南国市東崎)

キュウリ生産日本一を目指しM&Aを実施した下村青果商会の下村晃広さん(南国市東崎)

成約式の後、キュウリをかじるポーズで記念撮影した(高知市本町4丁目のザ クラウンパレス新阪急高知)

成約式の後、キュウリをかじるポーズで記念撮影した(高知市本町4丁目のザ クラウンパレス新阪急高知)

 キュウリを生産する農業法人「下村青果商会」(高知県南国市東崎)が今春、「ぶっちぎりの日本一」になることを目指し、M&A(企業の合併・買収)に踏み切った。といっても他の農業法人を傘下に収めたのではなく、その逆。自ら県外の水処理施設会社に全株式を売却して子会社に収まった。同商会を創業した下村晃広さん(40)は、25歳で新規就農し、15年で栽培面積を10倍近くに広げた敏腕農家にして「経営者」。既に国内有数の規模だが、株式売却について「事業拡大の資金を得る一番の近道。自分がオーナーである必要はない」とさらり。ほ場に新しい風を吹かせている。

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