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2023.07.19 12:41

天国からバックホームを 元阪神・横田慎太郎さん追悼特集

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脳腫瘍との闘い、そして復帰 父・真之さんは南国市稲生出身
 元阪神タイガース・横田慎太郎さんが7月18日に亡くなりました。横田さんの父・真之さん(香長中―明徳高)もロッテなどで活躍した元プロ野球選手です。横田さんは38試合で打率1割9分、4打点。この通算成績以上に人々の心には刻まれています。脳腫瘍やその後遺症に立ち向かった姿、そして2軍での引退試合で見せたあの「奇跡のバックホーム」。横田さんのご冥福をお祈りし、高知新聞Plusでは安芸市で行われたキャンプを中心に横田さんの勇姿を振り返ります。当時の記事は見出しをクリックしてご覧ください。

ちりめん丼に舌鼓 阪神4新人が加工場を見学 安芸市 2014.02.07 朝刊
 阪神タイガースの安芸キャンプ期間中の記事には、新人の「オフショット」も。2013年ドラフト2位の横田さん(左端)と一緒に写っているのは写真右から、同1位の岩貞祐太選手、同6位の岩崎優選手、同3位の陽川尚将選手(現西武ライオンズ)という、そうそうたる顔ぶれ。この日は安芸市で特産のちりめん丼を味わい、横田さんも笑顔を見せていました。

ちりめん丼を味わう阪神新人の4人(安芸市西浜)

ちりめん丼を味わう阪神新人の4人(安芸市西浜)


阪神2軍 元ロッテ横田真之(明徳高出)ジュニアの慎太郎、1軍へ安芸で鍛錬  2015.02.21 朝刊
 写真を見れば一目瞭然ですが、186センチ、86キロの堂々たる体格。2年目の横田さんは安芸球場で行われた2軍春季キャンプ中、フリーバッティングでも柵越えを連発。約140メートルの場外弾も放っていたそうです。

ロングティー打撃で快音を響かせる横田慎太郎(安芸球場)

ロングティー打撃で快音を響かせる横田慎太郎(安芸球場)


横田「いい形で過ごせた」 阪神が秋季キャンプ打ち上げ 安芸球場 2016.11.17 朝刊
 3年目は38試合に出場しました。しかし、105打数20安打4打点で打率1割9分と振るいませんでした。秋季キャンプでは1軍定着を目指して汗を流しました。横田さんはその後病魔に冒されてしまったため、1軍での通算成績はこれがすべてになりました。

腰の動きを意識した打撃フォームに取り組む横田(安芸球場)

腰の動きを意識した打撃フォームに取り組む横田(安芸球場)


監督と“シンクロ” 阪神秋季キャンプ 2016.11.24 夕刊
 バッティング練習に汗を流す横田さんの後ろに、同じポーズでバットを構える黒いジャージー姿が…。


病気から復活期す 父の故郷で恩返し誓う 2018.02.02 朝刊
 17年の春季キャンプ中に、体調不良を訴えてチームを離脱した横田さん。脳腫瘍からの復活を期す姿がこの記事で描かれています。治療に専念した時期もあったことから「きょうユニホームを着て、練習ができたのがうれしい」とも話していました。この日のアップ、全体のランニングでは先頭で大声を出して走りました。

1軍復帰を目指す横田(安芸ドーム)

1軍復帰を目指す横田(安芸ドーム)


自分信じて前に進んで 「奇跡のバックホーム」元阪神の横田さん、稲生小で講演 2022.11.23朝刊
 父の真之さんが稲生出身だった縁で講演が実現しました。脳腫瘍を患い、入団5年目に引退した横田さん。児童らに「自分に負けず、自分を信じ、目標から逃げずに前に進んでほしい」とエールを送りました。

「自分一人ではここまで来られなかった」と話す横田慎太郎さん(南国市稲生の稲生小学校)

「自分一人ではここまで来られなかった」と話す横田慎太郎さん(南国市稲生の稲生小学校)

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