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2023.07.19 08:39

元阪神、横田慎太郎さん28歳が死去 「奇跡のバックホーム」が感動呼ぶ 高知県南国市の稲生小で講演も

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横田慎太郎さん

横田慎太郎さん

 プロ野球阪神で外野手としてプレーした横田慎太郎(よこた・しんたろう)さんが18日午前5時42分、脳腫瘍のため死去した。28歳。鹿児島県出身。喪主は父真之(まさし)さん。

天国からバックホームを 元阪神・横田慎太郎さん追悼特集

 横田さんは鹿児島実高からドラフト2位で2014年に阪神に入団。16年には開幕戦に「2番・中堅」で先発して1軍デビューを果たすなど38試合に出場した。

 17年の春季キャンプ中に、体調不良を訴えてチームを離脱。その後、脳腫瘍による入院、加療を経て安定した状態となる「寛解」と診断された。

 18年からは育成契約を結んでリハビリに励んだが、打撃や守備の際に球が二重に見えるなどの後遺症に苦しみ、復帰はかなわなかった。19年限りで現役を引退。

 2軍で行われた引退試合は3年ぶりの公式戦出場。途中出場で中堅を守り、本塁突入を試みた走者をノーバウンド送球でアウトにし、大きな感動を呼んだ。通算成績は38試合で打率1割9分、4打点。

 22年には、ロッテなどで活躍した真之さん(香長中―明徳高)の出身だった南国市の稲生小で講演。「自分を信じ、前に進んでほしい」と児童らにエールを送っていた。

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