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2023.06.24 08:00

小社会 われらが○○

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 われらがヒロスエは一体どうなるのだろう。「われらが」と言うと文句を言う県民がいるかもしれないが、そこはやはり同郷のスターに愛着を込めて。不倫報道により、無期限謹慎中の広末涼子さん。

 もともとお騒がせ歴はあり、報道直後はすぐほとぼりも冷めるとみていた。ところが事態は思いのほか根深く、泥沼化の様相を呈する。今回の騒動は今までとは次元が異なる感がある。スター性ゆえの報道の過熱は皮肉な話だ。

 確かに、自業自得の面はある。だが犯罪というわけではない。箸の上げ下げまでプライバシーをさらす報道の是非も含めて、世間の受け止めはさまざまだろうが…。

 こちらには、さすがにもう「われらが」を使えまい。参院議員の高野光二郎氏が秘書への暴力を理由に辞職した。あっけない退場劇だった。

 国政初挑戦は35歳。良くも悪くも若く、ずっと「成長」と「勉強」を求められてきた末の不祥事である。辞職に際し本人は「痛恨の極み」とのコメントを出したが、それは県民のせりふではないか。出せる国会議員が少ない中、託した10年間のキャリアは水泡に帰した。擁立した党の責任も免れない。

 図らずも広末、高野両氏は同じ中学の出身である。先日のお昼時、世界のあまたのニュースの中から8本だけ拾うヤフーのトップ記事に、その2人の話題が並んだ。こんな偶然があるものだ。県民には残念な、不思議な巡り合わせだった。

高知のニュース 小社会

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