2023.05.30 08:47
「職員も必死。カオスだった」特例貸し付け―コロナが問うもの 検証・高知の3年(8)
特例貸し付けの窓口で対応に追われた県内社協と申請書類のファイルのコラージュ(写真は一部加工しています)
電話もひっきりなしに鳴り、回線はパンク。「早うせえ」「何しゆうがな」。時にいら立った声が響く。
「ご飯を食べるひまもないほどの来所と電話。職員も必死に対処したけど、もうカオスだった」。社協職員の一人が振り返る。
新型コロナウイルスの影響が広がった20年3月。国は、収入が減ったり失業したりした世帯を対象に、生活資金の特例貸し付けを始めた。
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