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2023.04.28 08:32

四国電力が純損失229億円 燃料高響き過去2番目 3月期

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 四国電力は27日、2023年3月期連結決算を発表した。純損益は229億9300万円の赤字となり、前期比で167億円拡大した。燃料価格高騰や海外事業の損失などが響き、赤字額は東日本大震災後の2013年3月期(428億円)に次ぐ過去2番目の大きさとなった。

 売上高は、燃料費調整額や卸販売収入が増えて前期比29・8%増の8332億300万円。小売販売電力量は、猛暑で冷房需要が高まり3・8%増の234億1300万キロワット時だった。これに卸販売を加えた総販売電力量は3・3%増の327億2500万キロワット時だった。

 営業費用は29・0%増の8454億9100万円。このうち燃料費は、火力発電に使う石炭、石油の価格高騰や円安から93・8%増の2070億円となり収支を悪化させた。経常損失は104億円増の225億1700万円で、台湾の洋上風力発電が軌道に乗らず188億円の営業外費用を計上したことが響いた。

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