2023.04.20 08:29
朝ドラ「らんまん」 高知県民の本当の視聴率は? 高知市で100人に街頭調査! 紙面に載りきらなかった皆さんの声特集をどうぞ【web限定】
朝ドラ「らんまん」の高知県内視聴率を高知新聞社が勝手に調査しました
高知県出身の植物学者、牧野富太郎博士を主人公のモデルにしたNHK連続テレビ小説「らんまん」が放送中です。高知の偉人をモデルにした朝ドラで、せりふは土佐弁。高知県内でロケがあったシーンも多く登場しています。
高知地区の初回(4月3日)視聴率は25・9%でしたが、今は録画で見る人も多い時代。高知県民の実際の視聴率はもっと高いのでは?という予測の下、高知市内で100人の方に街頭調査をしました。
高知新聞の記者5人がなるべく年代がばらけるように聞き取った結果、100人中48人が「見ている」と答えてくださいました。驚きの視聴率48%!
街頭での聞き取りでは「朝ドラを見るのは『おしん』以来」「商店街の集まりで、みんな『朝ドラ見ゆう?』『土佐弁うまいね』って話題です」などの声が聞かれました。本紙掲載の記事に載りきらなかった皆さんの声特集をどうぞ!
■見ている(48人)
10歳未満・・・1人、10代・・・6人
20代・・・2人、30代・・・3人
40代・・・5人、50代・・・5人
60代・・・11人、70代・・・10人
80代・・・5人
「万太郎が病気のお母さんのために山へ花を探しに行く場面に感動した。土佐弁もあらためて身近に感じます」=土佐市の自宅から親に学校まで送ってもらう車中で見ているという、土佐女子高校の3年生(17)
「NHKの番組で高知県内のロケ地の情報をチェックしながら見ているので、面白い。万太郎が大きくなった後の波瀾(はらん)万丈の人生が見たい」=高知市の会社員、浜口萌子さん(38)
「娘が小さいときからよく牧野植物園に行っていて、植物学者としての牧野博士は知ってたけど、幼少期のことはよく知らなかった。ドラマで博士が生きてきた過程をより深く知ることができている」=高知市の会社員女性(55)
「(初回放送のときは)朝から泣いちゃって・・・。ハンサムな龍馬と出会うなど、物語がオリジナルなのも楽しい。万太郎の妻、寿恵子の内助ぶりも今後気になる」=4カ月前から帽子にちょうネクタイの"牧野スタイル"で出勤しているという、高知みらい科学館の高橋信裕館長(74)
「1週目の放送を見て、おおかた泣いた。お母さん(広末涼子さん演じるヒサ)が亡くなるとき、万太郎に『また会おうね・・・』って言う場面に感動した」=高知市の徳弘益子さん(75)
「牧野博士の業績を(観光客に)説明するのは難しいから参考にしたい。外国から来た人に高知をPRしたい」=高知市で外国人観光客向けにガイドをしている門脇秀雄さん(68)
「お母さんに見るよう催促されるから、録画で見ている。お母さんはポストカードを見て牧野博士に一目ぼれしたみたい」=高知市の10代学生
「最近は朝ドラを見やせんかったけど、らんまんは録画して見ゆう。子役の土佐弁や(万太郎の祖母・タキ役の)松坂慶子さんのはちきんっぷりが上手で感心してます」=高知市の70代女性
■見ていない(52人)
10歳未満・・・4人、10代・・・21人
20代・・・8人、30代・・・3人
40代・・・2人、50代・・・5人
60代・・・5人、70代・・・1人
80代・・・3人
「朝9時ぐらいから放送してくれたら、高知のドラマやき見ると思うけど・・・。朝8時放送は早い」=高知高専の4年男子(18)
「ドラマがあるのは学校に行く時間やき見んけど、おばあちゃんちに行ったらおばあちゃんが『あかんあかん、チャンネル変えな』って必死に見ゆうき、一緒に見てます」=土佐市の女子高生(15)
「見ていない」と答えた人たちの意見は「朝は時間がない」「家族は見ゆうけど、朝ドラに興味がない」「そもそもテレビが家にない」などが多かったです。
「らんまん」をもっと深く、もっと楽しく! 牧野富太郎博士の特設サイトはこちら!