2023.04.11 18:09
政府、チャットGPTの活用検討 行政負担軽減へ、G7で議論も
政府は人工知能(AI)を使った対話型ソフト「チャットGPT」に関し、行政分野での活用を検討する。文章の作成をはじめとした業務に役立て、職員の負担を軽くできるとの期待があるためだ。ただ、不適切なデータ収集などへの警戒感も強く、導入はこうした懸念の払拭が前提となる。
チャットGPTはインターネット上の膨大なデータを学習し、利用者が質問をすると、すぐに自然な文章で回答する。仕事で使った場合、資料やメールの作成、データ集めといった作業の効率化につながる可能性がある。
4月29、30日に群馬県高崎市で開催予定の先進7カ国(G7)デジタル・技術相会合でも、対応が重要なテーマとなる。