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2023.03.27 08:35

FDA中部線テイクオフ 「国内外乗り継ぎ便利」 1日2往復

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中部国際空港へと飛び立つFDAの航空機(高知龍馬空港)

中部国際空港へと飛び立つFDAの航空機(高知龍馬空港)

高知着第1便の搭乗客でにぎわう到着口。記念品をプレゼントして出迎えた(高知龍馬空港)

高知着第1便の搭乗客でにぎわう到着口。記念品をプレゼントして出迎えた(高知龍馬空港)

 高知龍馬空港と中部国際空港(愛知県常滑市)を結ぶフジドリームエアラインズ(FDA)定期便が26日就航した。名古屋(小牧)線の3往復のうち2往復を中部線に変更し、国内外の乗り継ぎが充実する。第1便で高知から飛び立った家族連れらは「旅行がますます便利になりそう」と新路線を喜んだ。

 中部空港は名古屋駅と私鉄で30分の距離でつながる。韓国、台湾、フィリピン、タイなど世界12都市へ週130便飛び、国内も北海道から沖縄まで結ぶ。高知発は午前9時40分と午後4時50分、中部発が午前11時15分と午後6時15分。

 高知発の第1便には家族連れらが続々と集まり、84席のうち74席を埋めた。土佐市の浜口哲也さん(59)、真智さん(59)夫妻は愛知県内の長女に会いに出発。「中部空港には土産屋も多そうで楽しみ。県外旅行が便利になります」と笑顔で保安ゲートに向かった。

 出発前の式典で、FDAの楠瀬俊一社長=高知市出身=が「国内外に出掛けやすくなり、高知にも人を呼び込める。かわいがって大きな路線にしてください」とあいさつ。浜田省司知事も「25日に県観光博覧会も始まり、新路線就航を追い風にしたい」とのメッセージを寄せた。

 午後の高知着便には国内ツアー客が目立ち、芋けんぴなど記念品のプレゼントも。常滑市の会社員の男性(27)は就航を知って初の高知入り。「初便に乗るのが好きだから、今回は日帰り。家が中部空港に近いので、またゆっくり旅行で訪れたい」と話した。

 FDAによると、往復とも向こう1カ月の搭乗率は目標の65%を上回りそうだという。小牧線は午前9時10分に高知着、午後7時40分に高知発となる。(新妻亮太)

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