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2023.03.26 08:37

つながり密、昭和の空気 百歳体操は民家で 新旧並ぶ商店街活気―ちいきのおと(114)南万々(高知市)

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民家で行う百歳体操。にぎやかな笑い声が響く(写真はいずれも高知市南万々)

民家で行う百歳体操。にぎやかな笑い声が響く(写真はいずれも高知市南万々)

 南北に800メートルと、高知市で最も長い商店街が延びる万々エリア。その南側を占める南万々は、新旧の店々がにぎやかに軒を連ねる一方、表通りから一歩入ると静かな住宅街が広がる。「人とのつながりが密で暮らしやすい」。住民が口をそろえる昭和の空気漂う町を、ぷらりと歩いた。

 JR円行寺口駅から北に進むと、「上田書店」の軒先のテントの黄色が目に飛び込んでくる。中をのぞくと漫画や雑誌、書籍がずらっと並び、まさしく「町の本屋」のたたずまい。

ザ・町の本屋さんの「上田書店」

ザ・町の本屋さんの「上田書店」

 県内書店数はインターネットのあおりで、ピーク時から半減。店番をする上田みきさん(73)は「昔はお客さんがひっきりなしやった。今は配達などの外商でようようやってます」。

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