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高知新聞PLUSの活用法

2023.03.07 08:29

好評です!新聞バッグ教室 思い思いの写真、記事で 高知新聞社の若手社員が講師役

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本社の若手社員と一緒にハート形バッグを作った昨年12月の教室(高知市の高知新聞放送会館)

本社の若手社員と一緒にハート形バッグを作った昨年12月の教室(高知市の高知新聞放送会館)

 高知新聞社は、読者とつながる企画として、2022年度から高知新聞放送会館(高知市本町3丁目)で、「新聞ばっぐ教室」を月1回のペースで開いています。趣味の一つとして、友達へのプレゼントとして、頭や手の体操として―。あなたも読み終わった新聞を楽しく活用してみませんか。

 新聞バッグは03年、四万十町十和地域で「四万十川流域で販売される商品はすべて新聞紙で包もう」「読み終わった新聞がそのまま捨てられるのはもったいない」と考案されました。

 材料は読み終えた新聞と洗濯のりだけ。ビニール袋と違い、捨てられても水に溶けるエコなバッグとして注目され、全国へ普及しつつあります。

昨年11月の教室では、大根をくるむ変わり種のバッグも(同)

昨年11月の教室では、大根をくるむ変わり種のバッグも(同)

 県内では、高知新聞の販売所長らが担当エリアや地元小学校で教室を随時開催しています。本社の若手社員も「しまんと新聞ばっぐインストラクター」の資格を取得。講師役となり、昨年8月から本社会議室で教室を開いています。

 10人が参加した今年2月の教室では、地域ニュースが満載だった元日付本紙と、1月にスタートした連載「ふるさとの花ごよみ」から好きな紙面を選んでもらい、マチがついたバッグを二つ作りました。

好きな写真や印象に残った記事で作った新聞バッグ

好きな写真や印象に残った記事で作った新聞バッグ

 参加者は「1月のバイカオウレンもいいけど、2月のヤブツバキもすてきだから迷う」「孫にプレゼントするからアンパンマンの顔を(バッグの)表面に出したい」と、思い思いに写真や記事を吟味していました。作成中も「この写真を真ん中に出すならマチをどこにしよう」「底の角の処理を慎重に…」と真剣な表情で取り組み、こだわりの作品を仕上げていました。

 これまでの教室では、500ミリリットルのペットボトルが2本収まるサイズのバッグを、地域密着の紙面の中でも特に人気の企画「ちいきのおと」の紙面で作りました。小袋に入ったお菓子を入れられるサイズのハート形バッグには、本社発行のフリーペーパー「K+」を使いました。

 参加者からは、オリジナルバッグができる喜びだけでなく、「普段の閲読時間が長くなった」「写真など文章以外の箇所にも注目するようになった」などと、新聞の読み方が広がったという声も頂いています。

 次回は3月16日(木)午前10時半から(1時間程度)。定員10人で、参加費は無料です。新聞紙2枚を使って750ミリリットルのワインボトルを入れられるバッグを作ります。興味のある方は地域読者局「新聞ばっぐ係」(088・825・4025)まで問い合わせください。

 お気に入りの記事や写真をスクラップとは別の形で手元に残し、知人や友人と共有することもできます。新聞バッグの輪を一緒に広げてくださる方の参加をお待ちしています。(地域読者局)

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