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2023.02.11 08:27

野球、手打ちで楽しもう! ベースボール5 高知に上陸―月刊マル地スポ

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右手でボールを打とうとしている数田彩乃さん。鋭い打球が、あっという間に守備陣の間を抜けていく。ただ、フィールドが狭いため、三塁打が出ることはまずない(写真はいずれも高知市のくろしおアリーナ)

右手でボールを打とうとしている数田彩乃さん。鋭い打球が、あっという間に守備陣の間を抜けていく。ただ、フィールドが狭いため、三塁打が出ることはまずない(写真はいずれも高知市のくろしおアリーナ)

 バットもグローブも要らない。ゴムボールさえあれば、どこでも楽しめる野球をご存じだろうか。投手のいない男女5人制の「Baseball5(ベースボールファイブ)(B5)」。一般になじみは薄いが、6年前から世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が普及を始め、手軽さもあって既に70カ国以上に広まっている。1月末に高知市内で開かれた体験会をのぞいた。

 B5のフィールドは、両翼18メートル、塁間13メートルとコンパクト。キューバの街なかで遊ばれてきた手打ち野球が原点だ。設備や道具に恵まれない地域でもプレーでき、野球とソフトボールの魅力を伝える「第3の球技」としても親しまれている。

 体験会を開いたのは、高知地区中体連軟式野球専門部。県内の中学球児が減少する中、「幼い頃から野球に触れられる環境づくりの第一歩にしたい」という狙いがある。…

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