2023.02.04 08:43
顧客情報の不正閲覧、四国電力でも210人2896件 うち6割が不正認識...社内調査
四国電力は3日、営業担当社員が子会社の四国電力送配電のシステムにアクセスし、ライバルの新電力の顧客情報を不正閲覧していた問題を巡り、社内調査結果を経済産業省電力・ガス取引監視等委員会に報告した。3カ月間に社員210人が計2896件(うち高知県関係480件)を閲覧し、閲覧した社員の6割が不正だと認識していたことが分かった。
不正閲覧は昨年末から関西、東北、九州電力で発覚し、経産省監視委が全電力会社に緊急点検を指示。四電は1月20日、社員96人が昨年12月20~26日に316件(うち高知県41件)の不正閲覧があったとする点検結果を公表し、さらに期間を昨年10月16日~今年1月16日の3カ月間に広げて調査した。…