2023.01.26 08:37
高知県産どぶろく全国Ｖ２ ６市町生産者 勉強会で研さん、全員入賞
全国コンテストで入賞した県濁酒研究会員のどぶろく
同研究会は県内生産者の醸造技術底上げのため、２０２１年夏に発足。県工業技術センターで専門家を呼んだ勉強会を開き、米の処理や湿度管理を見直すなど、研さんを重ねてきた。
今月１３日に秋田県北秋田市で開かれた第１６回全国どぶろく研究大会では、２部門で２１都府県の計８２銘柄が味や香りを競った。同研究会は、淡麗の部で岡崎会長が営むどぶろく工房香南（香南市）の「榮壽（えいじゅ）（黒）」、濃芳醇（のうほうじゅん）の部で農家食堂まえまき（奈半利町）の「和（なごみ）」が昨年に続き最優秀賞。ほかの会員も優秀賞を含む入賞を果たした。
岡崎会長は「手応えはあったが、びっくり。勢いが出てきたので、これからは販売やＰＲにも力を入れていきたい」と話していた。（深田恵衣）
最優秀以外の入賞は次の通り。
【淡麗の部】優秀賞＝楼古狸（清水園、中土佐町）▽入賞＝大杉のどぶろく「輝」辛口（農家食堂ファミリー大杉、大豊町）、どぶっ（しまんと糀工房、四万十町）
【濃芳醇の部】優秀賞＝粲（清水園）▽入賞＝大杉のどぶろく「輝」甘口（農家食堂ファミリー大杉）、榮壽（白）＝どぶろく工房香南、どぶろく竹城（農家民宿竹城、津野町）
