2023.01.12 08:39
自作パフェに大満足! メロン生産法人、定期イベントで感動お届け 高知県香南市夜須
自作したメロンパフェに舌鼓を打つ子どもたち。左は大人に振る舞われたパフェ(香南市の篤農)
夜須地域はかつてメロンの一大産地だったが、燃料代の高騰などで農家が激減。人気フルーツも多様化する中、1970年代から夜須でメロンを栽培する農業法人「篤農」(森岡健児代表)が「多くの人にメロンを身近に感じてもらい、栽培にも興味を持ってほしい」と、メロンパフェ作りのイベントを企画した。
昨年12月中旬の開催時は、高知市や南国市から幼児から80代までの10人が参加。果汁100%のジュースを味わって栽培の映像を視聴した後、子どもたちはアイスクリームやビスケットも使って思い思いのメロンパフェを作った。大人の参加者にはパンナコッタやナッツと組み合わせたパフェが振る舞われ、幸せそうに舌鼓を打っていた。
高知市から家族で訪れた30代女性は「実際に触って食べ頃を教わるなど、初めての経験がたくさんあった」と笑顔。同社マーケティング部の佐藤奈々さん(30)は「専門店ならではのこだわりを感じてほしい」と話していた。
イベントは毎月第1、3土曜の午前10時開催で、参加費3千円程度。販売は毎週月、水、土曜。問い合わせは同社(050・5527・1650)へ。(深田恵衣)