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2022.12.15 08:45

100万円ぼったくりも?高知の夜の街、違法客引き横行...通行人や他店「迷惑」

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高知市の繁華街と客引きの男女のコラージュ

高知市の繁華街と客引きの男女のコラージュ

 2013年に県迷惑防止条例が改正され、キャバクラなど接待を伴う飲食店への客引き行為が禁止されてから10年。高知市の繁華街では、路上で酔客らに声を掛ける「キャッチ」と呼ばれる客引きがたむろし、県警には「案内された店で100万円をぼったくられた」との相談も届いている。夜の街で実態を探った。

 忘年会シーズンの追手筋1丁目。午後8時ごろになると、道端で黒服の若い男たちが「キャバクラいかがすかー」「60分5千円でどうですか?」「かわいい女の子を付けますよ」と通行人に声を掛ける。男女ペアのキャッチもいる。

 キャッチをなりわいとする20代男性は「この辺りで30人ぐらいが客引きをしている」と明かす。黒いスーツに茶髪姿の男性は、あるラウンジに所属。日当は1万円で、客1人を店に連れて行けば基本料金の20%が支給される。ラウンジが満席なら他の店に客を案内。その際は基本料金の50%が入るという。

 「勤務時間は自由で、好きな時にたばこも吸える。歩いて客を案内するだけの簡単な仕事。1カ月で50万は稼いでいる」。男性はそう豪語した。…

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