2022.12.11 08:31
植木枝盛がサンタに！？ とさでん恒例イルミネーション電車
ＬＥＤで彩られた「おきゃく電車」（高知市はりまや町１丁目）
とさでん交通恒例の「イルミネーション電車」のお披露目運行が１０日行われた。車内で宴会が楽しめる「おきゃく電車」を約４千個のＬＥＤで飾り付け、夜の電車通りを彩った。
今年は本県出身の自由民権運動家、植木枝盛（１８５７～１８９２年）の没後１３０年に当たることから、サンタクロースに扮（ふん）した植木をＬＥＤで表現。反対側には、トラからウサギへの干支（えと）の受け渡しをデザインした。
路面電車が好きな県民ら約５０人でつくる「高知の電車とまちを愛する会」が毎年企画。この日は、会員９人が車内で感染対策を取りつつ３年ぶりとなる「おきゃく」を開いた。
同会の松尾真理子会長（７３）は「今年の植木枝盛は、遠目で見ても分かるくらい良いできと思います。皆さんに電車を見て楽しんでいただけたら」と話していた。電車は１月１１日まで運行する予定。（山下正晃）
