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2022.12.07 08:37

「友達と連絡を取るのを一切やめた」 ヤングケアラーとして難病の母を介護した宮崎成悟さん、体験語る 高知市で県総合教育会議

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「早期発見と切れ目ない支援を」と訴える宮崎成悟さん(高知市本町5丁目の高知共済会館)

「早期発見と切れ目ない支援を」と訴える宮崎成悟さん(高知市本町5丁目の高知共済会館)

 日常的に家族の世話や介護を担う子ども「ヤングケアラー」の支援策を考えようと5日、県総合教育会議が高知市内で開かれた。会議には難病の母を17年間介護した当事者が出席し、「支援が必要な子を早期発見し、つながりを維持してほしい」と呼び掛けた。

 同会議は県知事や県教育長、県教育委員の7人で構成。年4回程度、県教育大綱の改訂方針などについて議論している。

 県が今夏行った中高生への任意アンケートで、ヤングケアラーに該当する子どもが県内に少なくとも1・7%、55人いることが分かった。こうした子どもたちの支援にと、ネット上で当事者同士がつながる場をつくり、相談にも応じている「ヤングケアラー協会」代表の宮崎成悟さん(33)を招いた。

 宮崎さんが中学生のころ、母は体が徐々に動かなくなる難病を発症。高校生活は介護と両立していたが大学に受かった直後に、母が寝たきりになり進学を断念。…

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