2022.11.10 17:53
40%の医療機関が搬送拒否 コロナ第7波、医労連調査
日本医療労働組合連合会(日本医労連)が10日に発表した調査によると、新型コロナウイルス感染症の流行「第7波」に当たる今年7~9月に「救急搬送の受け入れを断った事例がある」とした医療機関が40%を占めた。人手不足でベッド数を増やすなどの対応ができなかったという。
調査は10月、全国の132医療機関(病院・診療所)と38介護施設の計170施設を対象に実施。受け入れを断ったことがあるとした病院・診療所のうち83%が、コロナ患者を受け入れる重点・協力医療機関だった。
全170施設のうちの18%が、今年4~9月の離職者が前年同時期と比べ増えたと回答した。