2022.10.30 08:41
亡き祖父の家を創作の場に 孫の画家、2拠点生活で守る アトリエ兼ギャラリー「晴と雲」―ちいきのおと(94)葛島3丁目(高知市)
祖父の家を改装したアトリエ兼ギャラリー「晴と雲」(写真はいずれも高知市葛島3丁目)
「普通の部屋で芸術感じて」
4年前、祖父が亡くなった。東京で画家として活動する孫は、あるじのいなくなった家を創作・展示拠点にした。整理を始めて気付いた、厳格でとっつきづらかった祖父が、部屋や庭に込めたこだわり。「今ならもっと話せるかな」。2拠点で暮らしつつ、祖父との対話を重ねる。
「晴と雲」の入り口
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